前株・後株どっちがいい?
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ノート
起業で社名を決めるときにメインの社名を決める意外に法人形態を示す株式会社/合同会社を先につけるか後につけるか決めねばならない。
え、選ぶの?まようわー!
人間、選択肢が増えると迷うもの。
起業においての作業ならなおさら熟考するだろう。
社名はあらゆる事を前提に慎重に決めていけばいいが、登記においては○△□株式会社にするか株式会社○△□にするかも決めなきゃいけない。
例のごとく先に結論を言っておくと、前でも後でも同じ。専門家もそう言うだろう。
ただし、同じというのは機能的にという意味で、実務的には違いも予想される。
そこで前株か後株かでどんな違いがあるか整理してみたい。
前株バージョン
株式会社○△□ってやつですな。新たな設立された会社にはこの形式が多い。
なぜ多いかはわからない。なぜなら、創業者が決めたことだから。場合によっては既に○△□株式会社って同名の会社があったから仕方なくなんてこともあるかもしれない。
この前株バージョンのメリットは真っ先に法人形態を示す株式会社というフレーズがくる。
なので、営業や電話対応が業務で多い会社にはメリットがあるかもしれない。電話で株式会社を名乗られたら相手も対応が早くなるかもしれないでやんすから。
ただ、社名が後にくるので印刷物やウェブサイトなどではインパクトは下がるだろう。複数の会社と並んで記載されている場合は、前株は前株に埋もれる可能性もある。
後株バージョン
次に後株について。○△□株式会社ってやつでやんす。
これは、昔からある会社に多い。ヤフー株式会社・楽天株式会社などの大手やLine株式会社もそうだ。
まあ、これだけでも既にピンと来る人は来ちゃう訳だが、最初にその社名でビジネスを始めたところや社名=ブランドの会社が後株には多いという事だ。
また、後株には社名をアピールするのにも適している。なぜなら、真っ先に社名がくるから。
イベントに出展するときなど、会社たくさん並ぶときもアピール力は前株よりはあがるだろう。
なので、ブランド力を高めていきたいなら、後株がおすすめだ。
で、結局
こんな感じでざっくりまとめてみたが、結局は起業する人が最終的にきめることなので、インスピレーションを大事に決めていけばいいだろう。
今回は取り上げなかったが、社名を日本語にするかアルファベットにするかもそのうちふれていきたい。
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